こんにちは。唯一バナナが食べられない、神保町の歯科医院ナチュラル・スマイル・デンタルクリニック院長の竹内です。
「フルーリー 2011/ジャン・フォワイヤール」
今年もボジョレー・ヌーボー解禁ですね。
ここ何年か毎年解禁日にあえてヌーボーを飲まないという事を地道に続けていまして、
何がしたいのか自分でもよくわからなくなってきていますが。。。
そんな訳で、ボジョレーはボジョレーでもクリュ・ボジョレーです。
昔からガメイ(ボジョレー地区の主要品種)は嫌い。。。と豪語(←?)してまして。
もちろん
「ブルゴーニュ・パストゥグラン」
も然り。
恐らくマセラシオン・カルボニック由来のバナナの香りがダメなんだろう。。。とか。
色々と考えてみましたが、
ガメイもしっかり作りこむとピノ・ノワールみたいな魅力的なワインになるんだっていうお手本的なワインがこのフルーリー。
最近ヌーヴォーも高くなってきてクリュ・ボジョレーとそこまで価格は変わらないと思いますので、
このフルーリーは是非飲んでみて欲しいワインです。ガメイに対する価値観が変わると思います。
。。。とここまで読んでいただたお礼に面白いネタ。
毎年発表されるポジティブなコメントに
「ボジョレーヌーボーに外れなし!」
と昔なにかに書いた記憶がありますが、
ネガティブなコメントもありました。
1998
「10年に1度の当たり年」
1999
「品質は昨年より良い」
2000
「出来は上々で申し分の無い仕上がり」
2001
「ここ10年で最高」
2002
「過去10年で最高と言われた001年を上回る出来栄え」
「1995年以来の出来」
2003
「100年に1度の出来、近年にない良い出来」
2004
「香りが強く中々の出来栄え」
2005
「ここ数年で最高」
2006
「昨年同様良い出来栄え」
2007
「柔らかく果実味が豊かで上質な味わい」
2008
「豊かな果実味と程よい酸味が調和した味」
2009
「50年に1度の出来栄え」
2010
「2009年と同等の出来」
「今年は天候が良かった為、昨年並みの仕上がり。爽やかでバランスが良い」
2011
「2009年より果実味に富んだリッチなワイン」
「出来が良く、豊満で絹のように滑らかな味わい」
2012
「ボジョレー史上最悪の不作」
「糖度と酸度のバランスが良く、軽やかでフルーティーな仕上がり」
2013
「みずみずしさが感じられる素晴らしい品質」
2014
「2009年の50年に一度のできを超える味わい」
「エレガントで味わい深く、とてもバランスがよい」
2015
「今世紀で最高の出来」
毎年べた褒めのコメントの中
2012年ってどんだけ悪いん??
以上。