こんにちは。神保町の歯科医院ナチュラル・スマイル・デンタルクリニック院長の竹内です。
「カレラ・ピノノワール ライアン 2010」
ここの「カレラ・ピノノワール・ジャンセン」は漫画「ソムリエ」で一躍有名になった(←?)ワインです。
(20年くらい)昔は某池袋のY屋さんとかに4〜5千円で山積みになっていたんですが、今では価格は3〜4倍。
手を出すべきか迷っていたのですが、先日某銀座のAのセールで安く出ていたので、朝、自転車を飛ばして買いに行ってきました。
「2012年のジャンセン」
当然セラー行き。。。
で、飲めそうなのって事でこの「ライアン2010」な訳です。
漫画ソムリエでは、
ブラインド勝負で主人公、佐竹城が
グラスに残るワインの粘着性は高い。。。
北の地方か。。。
香りは複雑。。。
鮮烈なイチゴやプラムの香り。。。
土臭さや動物的なニュアンスすらある。。。
ヴェルヴェットのような舌触り。。。
アルコール分が高く、果実味と強いミネラルを感じる。。。
ヴォーヌ・ロマネ村の極端にブドウの収量を減らして果実を凝縮させる生産者。。。
間違えようがない。ロマネ・コンティだ!
と
一度は断言したものの、
相手の手にしているバーボンのグラスから故国フランスに対する憎しみを見抜き
このワインはロマネ・コンティ。。。
と普通ならそう思う。。。
だが違う。。。
カレラ・ピノ・ノワール・ジェンセン1987年、カリフォルニアワインだ!
と
見事に言い当ててしまいます。
一説では、
ロマネ・コンティの苗木を持ち帰って植えた。。。
とか
人工衛星を使ってロマネ・コンティと同じ土壌を見つけた。。。
とか言われていますが、
たぶん都市伝説。
カリフォアルニアのピノってイチゴっぽいニュアンスな果実味がガツンと前面にくる感じで、
ヴォーヌ・ロマネ村の収量を減らして果実味を凝縮させている感じとは全然違いますね。
ジャンセンがどんな感じかは飲みごろまでお預けって事で。
。。。でなんでこのタイトルかはソムリエを最後まで読んだ人のみぞ知る
以上。
Leave a Comment