こんにちは。神保町の歯科医院ナチュラル・スマイル・デンタルクリニック院長の竹内です。
「ニュイ・サン・ジョルジュ・オー・ブド 2008 ドメーヌ・メオ・カミュゼ」
実は影の一押しドメーヌ「メオ・カミュゼ」
家計に優しくない価格帯の為気軽に飲めませんが、何かの記念日とかには大活躍間違いなしです。
思えば20程前、
当時病院実習中の学生の身分でありながら自宅にワインセラーを買ってしまうという荒業を炸裂させてしまったのも、
ワイン道に落ちてしまったのもすべて彼(ジャン・ニコラ・メオ)のせいです。
そんな訳で本日はメオ君のおさらいです。
ブルゴーニュワインの神様と言われている伝説の作り手アンリ・ジャイエ。
たまにワインショップのセラーの隅に神々しく置かれているのをみて
「アンリ・ジャイエが16万、結構安いねぇ!」
。。。と言いつつよく値札を見ると16万円じゃなくて160万円だったり平気でする恐るべき伝説の作り手です。
そのアンリ・ジャイエがメタヤージュ(分益耕作)をしていたのが実はここメオ・カミュゼ。
。。。なので実質彼が現役を引退した1988年以前のメオ・カミュゼはアンリ・ジャイエが作っていた。。。??
現役を引退した後も2001年まではヴォーヌ・ロマネ クロ・パラントゥやエシェゾーを少量作っていたそうです。
。。。って事は、1987年までの「メオ・カミュゼ」、
2001年までの「メオ・カミュゼ」の「エシェゾー」もしくは「クロパラントゥ」あたりを仕入れれば
「アンリ・ジャイエ」が飲めるのでは?
ん?
2001年までは「メオ・カミュゼ」じゃなくて「エマニュエル・ルジェ」??
よくわかりませんが、正規品の「クロパラントゥ」なんか高性能のPCの前に日常的に張り付いている人しか買えないですよね。
何度か正規品目当てにチャレンジしましたが、院長のへっぽこPCでは iphone6sの予約の時くらいつながりません。
それはメオに限らず
フーリエしかり
アルマン・ルソーしかり
ですが。。。
で、肝心の「クロパラントゥ」とは何かというと。。。
ワインに興味がない人にはどこの地図か全く見当が付かないであろう下記の地図
真ん中のオレンジ色のかの有名なロマネ・コンティの上にあるのが
「百の花の香りを集めてきたような」と形容される華やかな「リシュブール」
その左隣(実際は恐らくリシュブールの上の斜面)にある小さな畑が「オー・クロパラントゥ」です。
格付けこそプルミエクリュですがグランクリュを凌ぐ実力を持つ最強にマニアックな畑です。
なんとなく「メオ・カミュゼ」のモノポール(単独所有畑)のような気がしてたんですが、
メオ・カミュゼの区画は0.3haで残りは例の「エマニュエル・ルジェ」なんですよね。
どちらも入所困難なワインですが、いつか飲んでみたいと思っています。
本日の教訓
「ワイン買うならPCから。。。」
。。。ところで、なんでメオ君飲んでるかというと例のあれのお祝いだからです。
「だから何の?」
以上。
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